Transport Parka
アメリカ本国のWILDTHINGS社が軍・法執行機関向けに展開していた特殊ライン「WT TACTICAL(ワイルドシングス・タクティカル)」が2000年代に開発・製造していたモデルをアップデートした一着。
最大の特徴は、通常のLEVEL7ジャケットよりも30cm近く長い着丈の長さです。同じWILDTHINGSの「Monster Parka」も、一般的なジャケットと比べれば十分に着丈の長いアウターですが、この「Transport Parka」はさらにロング丈。身幅や肩幅を大きくしただけのオーバーサイズではなく、身体をすっぽりと包み込むような、縦に長い独特のシルエットが魅力です。ショート丈や腰丈のアウターが多いメンズカジュアルの中では、この着丈の長さだけでも十分に新鮮。いつものデニムや軍パン、スウェットパンツに羽織るだけで、普段とは違ったバランスのスタイリングが楽しめます。
もともとこの長い着丈は、バッグや装備を背負った上からでも着用できるように考えられたもの。単なるデザインではなく、軍用ウェアならではの合理的な理由から生まれたシルエットです。脇下には、大きく開閉できるベンチレーションを配置。衣服内にこもった熱を逃がして温度調整ができるほか、アウターを脱がずに内側の洋服やポケットへ手を伸ばせるという便利な機能も備えています。さらに、ヘルメットの上からでも被れるほどの大きなフードには、顔まわりを覆う風よけパーツが付属。使わないときはフードの内側に収納できるなど、細かなところまで機能的に作られています。
これだけ大きなアウターですが、意外なほど着膨れしないのも特徴です。近年の日本の気候や日常での使いやすさを考え、中綿の量を調整。必要以上に膨らみを持たせず、すっきりとしたシルエットに仕上げることで、長い着丈が持つ独特の雰囲気をより際立たせています。ヘビーウェイトなスウェットやニットなどを重ね着しやすく、脱いだときにも過度にかさばらないよう配慮されています。また、表面にはブランドロゴをあえて配置せず、デザインはいたってシンプル。ミリタリーウェアならではの機能的なディテールを備えながら、街着としても取り入れやすい、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
2つのモデルを比べると違いがよく分かります。Monster Parka Type2は、たっぷりとした中綿によるボリューム感と、本格的な防寒性能が魅力。一方のTransport Parkaは、さらに長い着丈と、膨らみを抑えた縦長のシルエットが特徴です。どちらもオーバーサイズのミリタリーアウターですが、着用したときの印象はずいぶん異なります。防寒着としての機能性はもちろん、羽織るだけで印象を大きく変えてくれます。
「Transport Parka」は、その独特の着丈こそが最大の魅力です。

| サイズ |
着 丈 |
身 幅 |
裄 丈 |
裾 幅 |
| M |
116 |
85 |
90 |
91 |
| L |
123 |
90 |
93 |
96 |
| 素 材 |
表 地
・ナイロン 100%
中 綿
・ポリエステル 100%
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